Blue Jasmin
ショップ名と同じジャスミンの人生を描いたウッディ・アレン監督の映画。
正直、ウッディ・アレン監督は、
監督自身があまり好きじゃないんです。
ミア・ファーローとの離婚騒動時に、
いろんな事実が発覚して、
ちょっと引いてしまいました。
でも、この作品のケイト・ブランシェットの演技は見てみたかった。
事実見ていて演技とは思えないほど、
身に迫ってくるものがありました。
富豪の主婦から、一瞬にして無一文の未亡人となったジャスミンは、
何とか自分のプライドと体裁を保とうと現実の世界を向き合わないため、
さらに悪い状況に陥ってしまい、
彼女自身もどんどん壊れていってしまう。
全くタイプが真逆の妹さんとの対比も印象的でした。
でも、妹さんも良くは描いていないんですよね。
女性の幸せって何だろうかと考えてしまいます。
ウッディ・アレン監督に、
本当のシンデレラのお話の結末はこうなんだよと言われている様で、怖かったです…。